Tulsi
◆Ayurvedic Medicinal Plants
Tulsi (トゥルシー/Holy Basil)
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2010年5月15日
『あ〜と』のお客様にも、時々、オススメしている『トゥルシーティー』
これは石垣島で育てられた『トゥルシー』です。
“石垣島アーユルヴェーダハーブ園 もだま工房” さんから
トゥルシーのハーブティーを取り寄せています。
お茶だけでなく、生葉でも食べたいし、お家の周りの浄化?にも!
そこで『家庭でトゥルシーを育てよう!』っと、動き出しました♪
『トゥルシー』って??
インドの神話で、トゥルシーはクリシュナ神から最も愛された女性です。
トゥルシーがクリシュナ神に、
 『私は、あなたとひと時も離れたくはありません』と言うと、
クリシュナ神は、
 『あなたは人間ですから、ずっと生き続ける事は出来ません。私は、
 あなたを木にして、全ての病気や災いから人々を救う力を授けます。
 人々はあなたを大切にし、毎日私に供えるでしょう。そうすれば
 あなたは、私と毎日会う事が出来ます』と言った
という神話が残っています。
周囲の空気を浄化し、精神的な霊性も高めるということで、
現代のインドでも多くの家庭で一家に一本くらいは大事に育てられ、
毎朝、聖水をかけ崇められて、神様にお供えされているそうです。
インドでは、蓮の次に聖なる植物とされているそうです。
『トゥルシー』の植物名:Ocimum Sanctum(オシマム・サンクトゥム)
とは、ヒンドゥー語で《比類なきもの》と言う意味で、
『トゥルシーの葉を、毎日食べれば医者が要らない』と言う諺があります。
アーユルヴェーダで用いられるハーブの中でも、特に重要なハーブとされています。
 過剰に摂取すると、ピッタをあげてしまいます。
 何事も、ほどほどに...過ぎたるは...です。
私も栽培期間中は生葉を食しています。口の中がさっぱりとしますし、しばらくの間、トゥルシーの香りが口中に残り、頭がすっきりするような感じがしますよ。
『トゥルシー』の栽培 ♪
シソ科の1年草 (暖かいインドでは多年草になるらしいです)
 ・ 花   丈:80cm位  (鉢植え、プランターでも大丈夫)
 ・ ま き 時:5〜6月  (気温15℃位で発芽!)
 ・ 開花時期:7〜10月  (かわいい花ですよ♪)
 ・ 収穫時期:9〜11月  (とっても小さな種です)
5/15、福島の飯坂温泉にある、
“マンダラミュージアム”(アーユルヴェーダ薬草園を併設)の館長さんから
トゥルシー(種)を分けて貰いました。

実は、去年も、少し分けていただいて、育てていました。
でも、蒔くのが遅かった(7月末頃)のか、
トゥルシーのとても良い香りと、可憐な花は楽しめたのですが、
花が咲き終わった頃にはかなり寒くなってしまい、
結実せずに枯れてしまいました...。

今年こそは、自家採種出来るようにと、早めに種をゲット!
マンダラミュージアムの館長さんから、種を沢山分けていただいたので、
ハーブ好きなお友達にもプレゼント♪
皆さんのお宅でも元気に育ってくれますように!

マンダラミュージアムの館長さんが、出帆新社から、
 アーユルヴェーダ叢書
 奇跡のハーブ ホーリーバジル [トウルシー]
   ― その薬効と治療法 ―
 ISBN 978-4-86103-074-1
 定価(本体2,500円+消費税)
という訳書を発刊されています。
『トゥルシー』のことについて、とっても沢山のことが書かれていますので、
ご興味がありましたら → 出帆新社 新刊案内
ちなみに私は、仙台駅前イービーンズ内の書店で購入。
(Amazon,7net shopping,書店のネットでも購入出来るようですよ♪)

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